バリーリンドン

スタンリーキューブリックの作品は好きなのですが、長編という理由で手つかずだった「バリーリンドン」を鑑賞

 

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なぜに今まで観てなかったのかと、自責の念に駆られましたw

 

18世紀の欧州の雰囲気を存分に味わえる凄い作品でした!

 

 

物語は一人の青年が、持ち前の運と行動で貴族に成り上がっていく第一部、そして全てを手に入れた途端に落ちていく二部で成り立っています。

成り上がってハイ!終わりでないところがいいですね。

 

何度も繰り返される、決闘のシーンが印象に残ります。

主人公の父は決闘で命を落としてます。

それがフラグのごとく、主人公に付きまといます。

18世紀は決闘が法的に認められていたんですね、明らかに格下からの決闘の提案も金持ちだろうが、将軍だろうが逃げられなかったようです。

 

故郷を追われ、追い剥ぎに合い、仕方なく戦争へ参加します。

将軍を助けた為に出世し、同郷の貴族と出会います。

この人、ギャンブラーですwしかも、いかさまなw

またまた、国を追放されながらも、コンビで荒稼ぎし

主人公は何だかんだで、玉の輿に乗り、貴族の仲間入りです。

 

このまま、幸せで終わりたいものですが、人生甘くないですねw

奪い取った貴族の号に納得いかない、前夫の幼い息子にやがて決闘を

申し込まれるという・・・

この決闘シーンが自分にとってハイライトでした!

とても緊張感あります。

 

主人公がこの決闘などの災難によって落ち込む時期に、屋敷の再建を仕切り出たのが、今までは息子の影に潜んで助言をする主人公の母親なんですね、満を持して感満載!で登場します。

この仕切ぶりにはほれぼれしました。

母は強し!ですね。

 

この映画をさらに盛り上げてるのは、音楽です。

18世紀にマッチしたクラッシックが心地よく流れます。

 

長編なのにあくび一つしないで見れました。

おすすめします!